佐原民商青年部　交流会を機に学習会

　千葉・佐原民主商工会（民商）青年部は１０月１０日、「商売を取り巻くいろいろな問題を学ぼう」と学習会を開き８人が参加。日ごろ感じている問題などを意見交換しました。

　全国業者青年交流会の実行委員会が作成した動画「３分でわかる日本情勢」を上映。橋沢大輔部長（３５）＝めっき装置製造＝が、政治経済、税金、戦争法、ＴＰＰなどの諸問題をプロジェクターに映しながら説明すると、参加者はとても興味深そうに聞いていました。また、藤田大樹副部長（３５）＝ネット小売＝らが幹部学校や省庁交渉などに参加して学んだことを、資料をもとに発言。税務調査をめぐって国税庁と交渉した経験や、社会保障が悪化している現状への危機感などを共有し、意見を出し合いました。全国業者青年交流会に参加した４人からは、分科会についての報告もありました。

　参加者からは「学習会だからもっと固い感じかと思ったら、自由な感じで柔らかく聞け、面白かった」「写真や資料があって分かりやすかった」「次は補助金の勉強をしたい」など前向きな感想。２０代の参加者も「いろんな問題があることや、民商のことが分かった」と話していました。学習会後には親睦会を行い、商売の悩みなども語り合いました。

　佐原民商青年部は１年前に活動を再開。全国業者青年交流会に刺激を受けて、初めて学習会を開催。今後は部員にアンケートを取って、学習テーマを深めていく予定です。まずは交流会の分科会で学んだ４人が講師となり、部員対象者にも声を掛けていこうと話し合っています。