千葉県商工団体連合会(県連)は1月6日から4月5日までの90日間、県内18民主商工会(民商)による「拡大リレー」をスタート。第1走者の千葉民商から第18走者の東総民商までを一回りし、商工新聞読者50人、会員9人、共済会9人、婦人部4人、青年部2人を拡大(1月23日現在)。読者拡大では前年比約2倍の成果を上げています。
会長が先頭に
拡大当番となった民商が読者、会員、共済、婦人、青年の5課題で1人以上増やし、次の当番民商にバトンタッチするもの。各民商が5回ずつ、拡大当番を受け持ちます。
この間の取り組みでは、安田悟会長が知り合いに購読を呼び掛けて快諾(県南部)、田村眞紀夫会長自ら新年のあいさつも兼ねた電話で取引先を読者に(茂原)、吉田征男会長が「まずは自ら行動を」と飲食店を新規開業した知り合いに声を掛けて入会(柏)など、会長を先頭にした奮闘が目立ちます。
県連は毎朝「拡大運動推進ニュース」にまとめ、各民商と県連役員らにファクスで送信。県連三役も拡大リレーを気に掛け、朝のファクスが遅れたときには、星野吉次県連会長から「リレーは途絶えたのか!?」と心配の電話がかかってきたほどでした。
会長会議向け
全国会長会議までに全商連第52回総会時現勢を突破しようと、昨年12月の理事会で拡大リレーに取り組むことを決定。年明け早々から、三役が手分けして電話をかけて激励するなどテコ入れを図ってきました。
1月15日には「新春学習決起集会」を開催し17民商から73人が参加。「なるほど経済」でおなじみの友寄英隆さんが「世界・日本経済の現状と今後の展望」をテーマに講演し、日本経済の発展には中小業者の役割がこれまで以上に求められることを強調し、民商運動に期待を寄せました。
最後に17民商と県連の共済会、婦人部、青年部が拡大リレーを必ずつなぐ決意を表明。全員で「拡大頑張ろう!」を唱和しました。